【初心者向け】Google Analyticsコホート分析の活用方法
ウェブサイトから売り上げやお問い合わせを継続的に増やすためには、新規ユーザーだけではなくファンになって再来訪してくれるリピーターを作る事が必須です。
リピートしてくれているという事はあなたの商品やサービスに満足してくれているお得意様ということになります。
そしてお得意様になってもらう為の指標となるのが「定着率」です。
定着率=再来訪してくれる確率
ユーザーの定着率を分析出来るのがGoogleAnalyticsのコホート分析です。
コホートとは
コホートは、Google アナリティクスのディメンションによってコホート分析レポートで識別された共通の特性を持つユーザーのグループです。たとえば、獲得日が同じすべてのユーザーは同じコホートに属します。コホート分析レポートでは、コホートの行動データを抽出して分析することができます。
「コホートについて」より引用
GoogleAnalyticsではユーザーを日別(日・週・月単位でセグメント可能)に分けてそれらのユーザーの行動を分析することができます。
例えば、あるイベントキャンペーンのなかでホームページに訪れたユーザーが、どのくらいの頻度で再来訪しているか(定着率)リピーターになっているのか、何度目のアクセスで、商品購入やサービスを利用しているのかを知る事ができます。
再来訪するユーザーの特徴を分析し、定着率をあげていく事ができればお得意様が増える確率も高まり売り上げの拡大にも繋がります。
それでは実際にGoogleAnalyticsでどのようにコホート分析を活用していけばいいか説明していきます。是非こちらの記事を読んで実践してWEBサイトの売り上げアップにつなげてください。
GoogleAnalyticsのコホート分析の使い方
Google Analytics左メニューの「ユーザー」>「コホート分析」をクリックします。
「コホートの種類」
ユーザーがアクセスした日。
「コホートのサイズ」
どの期間に来たユーザーを分析するのか選べます。「日別」「週別」「月別」から選択可能です。
「指標」
何を調べたいのかを選択できます。デフォルトでは「ユーザー維持率」になっています。
「期間」
計測対象とする期間を確認します。[過去30日][過去21日][過去14日][過去7日]の4種類から選択できます。
何度目のアクセスでコンバージョンしたかを確認する方法
ユーザーが何度目のアクセスでコンバージョン(問い合わせ、申し込み、資料請求)などに至ったかを確認する方法です。
「指標」を「目標の完了数」に変更すると、「期間」でした期間内で発生したコンバージョンが、最初のアクセスからどの程度の接触回数(再訪)で獲得できているかを確認できます。
画像は事前に「目標」に登録していた当ブログのコンバージョンまでにかかった接触回数を確認したものです。
見てみると、対象期間の9月8日は初日にコンバージョンし2日後にも再コンバージョンしている事が分かります。
このデータでは1日目、2日目以降は、ユーザーから忘れられてしまっている事がわかります。
対策としては「ブログを毎日更新する」などが必要となってきます。
GoogleAnalyticsコホート分析のまとめ
GoogleAnalyticsコホート分析を使えば、コンバージョンにつながりやすいリピーター(お得意様)を獲得する施策が打てるようになります。
コンバージョンしたユーザーは何度目にアクセスしたユーザー多いのか?ユーザーから忘れられない為にはどのくらいの頻度でサイトを更新するべきか?などが分かるようになります。
コホート分析って聞きなれない言葉ですがしっかりと活用すればあなたのサイトの改善や施策を打つのに大きく役立ってくれます。
コホート分析を使いたおして売り上げアップしましょう。それではまた。